2019年2月22日(金)、第14回東京支部総会・懇親会を開催しました。
会場は今年も東京駅前丸の内の日本工業倶楽部です。
来賓として本部富田理事長、大学大沢教授、NK重見副会長様にご出席をいただき、参加人数は昨年同様約60名と盛会になりました。
司会はH2卒の司さんが務め、染矢支部長の挨拶で開幕。
染矢支部長
司会 司さん 新役員 田中さん
会計報告 白井さん 監事 上谷さん
総会では新役員候補の推薦と承認、決算報告等が滞りなく行われた後、来賓の大沢教授、NK重見副会長からご講演をいただきしました。
大沢教授の講演は「船舶海洋工学部門の災害対応:大阪府北部地震と実験施設被害」という演題で、昨年6月の大阪府北部地震による工学部の建物被害についてご講演いただきました。学生の頃にお世話になった船舶試験水槽に水漏れが発生し、修理のために水を抜かれた状態が写真で説明された他、共通実験棟は立ち入り制限がかかっている中、同棟に設置している二次元水槽での実験をヘルメット着用で行って単位取得にこぎつけたことなど先生方のご苦労話も紹介がありました。
NK重見副会長からは「船級協会について」と題して、知っているようで知らない船級協会の働きについてご講演をいただきました。船級協会の活動が船の検査だけでなく、認証事業と言うこれまでにない分野にまで広がっていることが紹介されたほか、身近になったドローンを使った大型船の船殻の検査技術開発等興味深い話もありました。
大沢教授 重見NK副会長
続いて、懇親会に移り、本部富田理事長に乾杯の挨拶を頂きました。
冒頭、富田理事長より庚子造船会に名を連ねたひとが一体何人いるか、言い換えると造船学科或いは船舶海洋工学部門の卒業生は何人いるか、とのクイズが出されました。
何人だと思いますか?
約3600人というのが答でした。120年かけてこれだけの人数しかいないということですが、既に亡くなったかたも半数にのぼるため、現在の会員数は1800名程度だろうとのことでした。
富田理事長
最後に昨年同様お楽しみ抽選会で盛り上がり、切田さんの指揮のもと全寮歌を斉唱しました。