東京支部 第17回 総会・懇親会(令和7年2月28日)
2025年2月28日(金)、昨年に引き続き今年も本部より佐野理事長にご出席を頂き、東京支部総会・懇親会を開催しました。また、来賓として大阪大学牧敦夫教授(H18卒)、MOLテクノトレード田中良和氏(S54卒)のお二人をご招待いたしました。
場所はJR田町駅すぐ側のアリスアクアガーデン、出席者は42名でした。
総会の司会は今出さん(S5卒)が務め、尾形新支部長(S56卒)の挨拶で開幕。新旧役員候補の就任と退任の承認の後、決算報告、監査結果報告が行われました。
続いて、牧敦夫教授、田中良和氏のお二人からご講演を頂きました。
牧教授のご講演は「船舶海洋工学コースの最新の状況について」というタイトルで、吹田の最新の状況についてのお話でした。現在、「船舶海洋工学コース」は「社会基盤工学コース」「建築工学コース」とともに地球総合工学を構成しており、新入生は2学年になる時にそれぞれのコースに分かれていくことになるものの、船舶海洋コースの人気は良くないとのことでした。お話では「女子学生が船舶海洋コースと伝えられて、泣き出した。」ということがあったとか、なかったとか・・・思わず笑ってしまいましたが、笑っていいものかどうか。殆ど半世紀前に卒業した我々が今の学生を泣かせてしまっているのではないかと反省してしまいました。
MOLテクノトレードの田中氏からは「船舶における風力利用の近代化」についてご講演をいただきました。講演の中で船が水から受ける抵抗と風から受ける抵抗について簡単な比較がありました。「水の密度は空気の800倍だから空気抵抗については無視できる。」と言うのがかつての船の世界の常識でしたが、抵抗を受ける面積、抵抗係数、速度等まで考慮すると、昨今の省エネ事情の下では、決して無視できる量ではないということが良く分かりました。そして、風利用と共に風圧抵抗対策が取られていることが紹介されたわけですが、個人的に気に入ったのは風圧抵抗対策の結果、船の見た目が綺麗になるということでした。コンテナ船に代表されるように四角いものを積むから、積載効率を考えると船は四角で構成するのが良いのだというのは理屈として納得できるし、工作の点からも歓迎されるわけです。でも、船が本来女性名詞であることを考えると、もう少し見た目を気にした外観にしてあげたいので、風圧抵抗デザインは美しい形の船に戻れるチャンスなのかもしれません。
続いて、懇親会に移り、庚子造船会佐野理事長に乾杯の挨拶を頂きました。東京支部からは庚子造船会ニュース編集委員長として今出氏(S55卒)とHP編集委員長として吉田氏(H1卒)のお二人に本部の活動に参加して貰っていることに感謝の言葉があった他、本部として庚子造船会の活動を活発なものにしていきたいとの抱負が語られました。
お酒が進むにつれて打ち解けあい、縦・横・仕事の繋がりで話が弾み、出席者多数の年次ではミニ同窓会宜しく記念撮影も行われて、皆さん満面の笑みで写真に納まっていました。
中締めは最年長者であった田中豊氏と吉村惇氏(共に昭和43年卒)にお願いしました。
そして次回の再会を約して楽しいお開きとなりました。
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染矢 隆一(S51/53)