昭和41年卒のメンバーは教養部時代が原子力工学科と同じクラスに編成されていた縁で、両学科の頭文字をとり、NN会として毎年、クラス会を開催している。昨年度は浜松で開催したが、本年度は造船では小瀬が幹事となり、呉市で開催した。参加者は造船から13名、原子力から12名で、広島は現在の居住地から考えると殆ど西端になるが多数の参加を戴き、盛会であった。
第一日目 (2013年10月31日 木曜日)
海上保安大学校見学
「海猿」や昨今の尖閣問題等でご活躍であるが、一般にはあまり知られていない海上保安庁の幹部養成学校である海上保安大学校を訪問し、道本教授から同校の概要をご紹介いただくとともに、海上保安シミュレーションセンターの遭遇船の追跡訓練等も可能な、最新の精緻なコンピュータグラフィックスを活用した操船シミュレータや練習船「こじま」の見学を行った。また、沖縄管区本部長から赴任された眞嶋大学校長先生から最近に尖閣諸島等でご苦労されている海上保安業務の現状について、高い士気を保ちつつ、毅然と対応している様子やの今後の整備計画等をご説明いただき、参加者一同、深く感銘を受けた。
眞嶋大学校長による尖閣問題等の最近の海上保安業務に関するご講演
最新の画像技術を駆使して操船の訓練等に活用されている操船シミュレータ
懇親会 (クレイトンベイホテル)
呉市の海沿いにあるクレイトンベイホテルで懇親会を行った。今、NN会の会長役の原子力の岡崎俊雄君から「良い時代に仕事をして古希を迎えたが、尚も貢献してゆきたい」と挨拶があり、瀬戸の魚料理と呉の地酒を楽しみながら、自分やクラスメートの近況報告や今迄の永い年月の色々な経験や想いが闊達に話され、会を閉じるのが難しいほどであった。
一年が過ぎると一つ歳をとり、古希を迎えても、未だ元気な面々の楽しい語らいの後
第二日目 (2013年11月1日 金曜日)
二日目も好天にも恵まれ、恒例の通りにゴルフコースと観光コースに分かれ、それぞれに秋の安芸路を楽しんだ。ゴルフコースの方は広島では名門の広島カントリークラブ西条コースで楽しみ、観光コースの方は、好みに応じて、戦艦大和の1/10模型で有名な呉市海事歴史科学館・大和ミュージアム、広島市の世界遺産の平和公園や原爆ドーム、安芸の宮島等を観光の後、来年の再会を約して解散した。