写真でたどる大阪大学船舶試験水槽の歴史 ― 東野田から吹田へ ―

2026年06月04日(木)

戸田保幸(S54,S56前,S59後)


大阪大学工学部船舶海洋工学部門の船舶試験水槽は、長年にわたり船舶性能研究と技術者育成を支えてきた重要な研究施設です。
本写真集には、戦前に東野田キャンパスに建設された第1水槽、1964 年完成の第2水槽、そして1970年の吹田キャンパス移転に伴い建設された現在の第3水槽など、その変遷を物語る貴重な写真が収められています。 
大阪大学の水槽は、限られた建設条件の中で可能な限り大きな試験水域を確保する工夫が重ねられ、時代ごとの最新技術を取り入れながら改修・維持されてきました。 
これらの写真は、船舶海洋工学の発展を支えた研究基盤の歩みを伝えるとともに、先人たちの創意工夫と情熱を今に伝える歴史資料でもあります。

本写真集は、鈴木敏夫名誉教授が持たれていたものを鈴木教授が退官(法人化前なので最後の退官)されるときに戸田が預かっていたもので、退職前に清水真美さんにスキャンしてもらいました。
ファイルをどこに置いたかわからなくなりそうなので、戸田より庚子造船会ホームページ担当の吉田有希様にお願いして置いてもらうものです。
元の資料は一部箕浦教授に引き継いでいます。
また関係する資料や記事の例、第3水槽の30周年、40周年の記念冊子や大阪北部地震災害からの復旧事業の完了記念冊子(ほぼ50周年)も置かせていただきます。記念冊子については現在も庚子造船会ホームページからダウンロードできるのですが、別のサーバーに置かれているものをリンクしているので1か所に集めさせていただきたいということでお願いしました。
6, 7, 8 で第3水槽を令和元年までに使用した論文(卒業論文含む)の研究題目を見ることができます。
また鈴木名誉教授から戸田が預かった資料の中に徳川水槽の写真もあったのでそれも置かせていただければと思います。
 

以下、写真集、文献及び資料のリンクです。サムネイルをクリックすると、ご覧になれます。
m.v. KYO-EI
1. 第1水槽 2. 第2水槽
 
アラスカ カレッジフィヨルドの飛鳥2
3. 第3水槽(吹田キャンパス移転時-完成直後) 4. 大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻船舶海洋工学コース: 大阪大学船舶海洋試験水槽 第3水槽50周年(令和2年度JASNAOE関西支部支部長賞受賞時の講演資料)
5. 戸田: 大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻船舶海洋工学部門-水槽のことを中心に-, 日本航海学会誌 NAVIGATION, 216 巻(2021), pp.46-51 6. 大阪大学船舶試験水槽(第3水槽)30年の歩み
7. 大阪大学船舶試験水槽(第3水槽)40年の歩み 8. 大阪大学船舶海洋試験水槽 大阪府北部地震災害からの復旧事業完了記念冊子
 
9. 徳川水槽写真集  
post by 東京支部HP担当